“私は怒ってるよ!”は英語で何と言う?madの使い方と注意

mad と聞くと、私は “マッドサイエンティスト” を思い浮かべてしまいます。”mad = 狂気、狂った” を連想する人は結構いるはず!しかし、アメリカ英語の場合には “怒っている、頭にきている” という意味合いで使われます

mad と聞くと、私は “マッドサイエンティスト” を思い浮かべてしまいます。そう、鳳凰院凶真ですね。”mad = 狂気、狂った” を連想する人は結構いるはず!

しかし、アメリカ英語の場合には “怒っている、頭にきている” という意味合いで使われ、イギリス英語の場合 “狂っている” という意味合いで使われる事が多いそうです。次の記事がお勧めです。

British Eigo – 「mad」はイギリス英語でどんな意味? 「狂っている」という意味の英語表現

アメリカ英語での madの意味と使い方

アメリカ英語の「mad」は「とても怒っている」という意味になります。つまり、イギリス英語と違う意味で使われます。イギリス人はアメリカ英語の「mad」の使い方を理解していますが、イギリス英語では「怒っている」という意味として「mad」を使いません。

イギリス人は「怒っている」と言いたい時に「angry」か「cross」などの単語を使います。「cross」は「angry」よりも少しソフトな言い方です。それでは、イギリス英語の「mad」の使い方を例文で確認していきましょう。

british Eigo – British Eigo – 「mad」はイギリス英語でどんな意味? 「狂っている」という意味の英語表現

私自身は “mad” を使って “私は怒ってるよ!” という表現は良く見ます。例えば次の映像。カナダ在住のMrカーナー君(にゃんこ)はジェームズさんの椅子を占領してしまうそうです。それに対してジェームズさんが “怒ってるよ!” と話しています。

17:12 から

I’m mad at you!Connor cat.

私はあなたに怒ってるよ! カーナー!

上記の映像はいぬぞうの動物ニュースでも紹介しているので是非どうぞ🐶

話を戻して、そんな mad の “怒っている” という使い方と、 “狂っている” と言う使い方のそれぞれを紹介します。

怒っている、頭にきている

この使い方は “angry” と同じように使う事が出来ます。アメリカ英語の日常会話の場合には mad の方がよく使われる気がします。

例文をいくつか見てみましょう。

怒っていると言いたいときのmad

A.

I’m mad at the weather. It’s been raining for days and I can’t go for a walk.

天気に腹が立っているわ。何日も雨が降っていて、散歩に行けないの。

B.

I know how you feel. Maybe you could do some indoor exercises instead?

私も同じ気持ちだよ。代わりに室内でエクササイズをやってみるとかどうかな?

A.

I’m so mad at this traffic! I’m going to be late for my appointment.

この交通渋滞に腹が立っているわ!予定に遅れそうなの。

B.

I understand. Maybe you could call ahead and let them know you’ll be late.

わかるよ。前もって電話して遅れる旨を伝えるとかどうかな?

気が狂う、頭おかしい

イギリス英語の場合には “頭がおかしい” みたいなニュアンスの mad をよく使うそうです。以下の例文で使っている “mad” は “crazy” や “insane” と置き換えても問題ありません。

気が狂う、頭おかしいと言いたいときのmad

You must be mad.

お前頭おかしいな。

The idea sounds absolutely mad to me, but maybe it will work.

そのアイデアは私には完全に狂っているように聞こえますが、多分うまくいくでしょう。

You’d be mad to go out without an umbrella in this weather.

この天気で傘を持たずに外出するのは狂っているようなものです。

この用法の場合、アメリカ英語では “mad” よりも “crazy” の方が使われます。

因みに、”mad as a hatter(とても気が狂っている)” というイディオムがあるのですが、これを直訳すると “帽子屋と同じくらい気が狂っている” という意味になります。

どうして帽子屋さんが狂っているかと言うとwikiに解説を紹介します。

wiki – 帽子屋

当時の現実の帽子屋は、帽子のフェルトの製造過程で使われる水銀(フェルト地を硬くするために当時使われていた)のために、しばしば本当に気が狂ったということもある。水銀中毒の初期症状である手足の震えは、当時「帽子屋の震え」と呼ばれており、やがて舌がもつれ、さらに症状が進むと幻覚や精神錯乱の症状が起こった。

wiki – 帽子屋

例えば、不思議の国のアリスにでてくる帽子屋を知っていますか?いかれ帽子屋とも呼ばれるのですが、あいつはやばい奴です。当時のイギリスの時代背景何かもあり、このキャラクターが生まれたのかもしれませんね🐶

夢中、ハマってる

この意味合いで使うmadと言うのはイギリス英語での使い方が多いそうです。例文をいくつか見てみましょう。

夢中、ハマってると言いたいときのmad

I’m mad about football

私はフットボールに夢中だ

He went mad for the latest video game and played it all night.

彼は最新のビデオゲームに夢中になって、一晩中プレイしました

I’m mad about chocolate!

私はチョコレートに夢中です!

猛烈に、めちゃくちゃ

“like mad” というフレーズを副詞的に使うと “猛烈” や “めちゃめちゃ” という感じのニュアンスになります。この表現もイギリス的な表現の様で、アメリカ英語の場合には “like crazy” の方が使われるようです。

like mad と言うフレーズを使う時の形

動詞 + like + mad

実際に例文を見て見ましょう。

猛烈に、めちゃくちゃと言いたいときのmad

I studied like mad

めちゃめちゃ勉強した

We were all working like mad to finish the project before the deadline

締め切り前にプロジェクトを終わらせるために、みんな必死で働いていました

I ran like mad for the bus

私はバスに乗るために必死で走りました

あとがき

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